助産師と看護師の違い

産婦人科に勤めている職員には、医師や医療事務の他に助産師と看護師がいます。
特に助産師と看護師は、患者さんから見ると名札に明記でもしていない限り、区別がつかないと思います。
ですが、助産師と看護師には明確な違いがあります。

まず、資格の名称が違います。
両方とも国家資格ですが、助産師と看護師と分かれています。
これは通称、保助看法と呼ばれている保健師助産師看護師法という法律で定められているものです。
この法律の中でそれぞれの資格がどのように位置づけられているのかと言いますと、第三条において助産師は『厚生労働大臣の免許を受けて、助産又は妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。』とされています。
一方、第五条において看護師は『厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。』とされています。

上記から、看護の対象が異なることも分かります。
助産師は、妊婦や褥婦(出産したばかりの女性のこと)、もしくは新生児であるとされています。
看護師の方は、病気や怪我をしている人、もしくは褥婦が看護の対象です。
ですから、看護師は法律で認められていないから助産行為は出来ないんです。
けれども、逆は大丈夫です。
助産師の資格を取得する場合には、看護師の資格を有していなければならないので、助産師であっても傷病者の看護はできます。

しかしながら、助産師が生業とする助産行為は、正常分娩でのみできるものと限られています。
だから、例えば帝王切開になった場合だとか、早産になってしまった場合だとか、いわゆる異常分娩の場合には助産師は助産行為を行うことはできません。
医師によって助産行為が行われ、看護に当たるのは看護師です。

さらには、助産師と看護師では年収が異なります。
働いている医療施設の種類や所在地でかなりお給料が違ってきますが、初年度の年収でたいだい50万円~80万円ほど助産師の方が高くなっています。
ただ、これは助産師が看護師の資格を取得した上で、さらに勉強して助産師の資格を取ったのですから、当然といえば当然の金額だと思います。

ちなみに、男性が助産師になることは出来ません。
男性看護師は、このところ増えてきており臨床の場で活躍していますが、助産師の場合は女性に限られます。
これは、妊産婦が男性の介助を望まないために、資格の取得も女性だけだという説もありますが、男性の産婦人科医は存在するのではっきりしたことは分かっていません。
けれども、これは男女差別を法律で認めていることにもなるので、一部では常に話題となっています。

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