産婦人科の看護師の仕事が理想と違ったら

産婦人科は、病院の診療科の中でも命が誕生するという輝かしい一面を持った特殊なところです。
看護師として、お母さんの笑顔と赤ちゃんの可愛い姿にいつでも触れられる、そんな柔らかな雰囲気の中で仕事がしたいと考え、産婦人科への配属を希望する人も多いでしょう。
今の職場に疲れてしまって、癒しに近いものを求めて産婦人科に転職したいと思っている看護師だっているはずです。
けれど、結論から申しますとそんなのは幻想です。
すぐに打ち砕かれてしまいます。

産婦人科では、確かに赤ちゃんは誕生します。
生まれるその瞬間は、神々しくて何度立ち会っても感動してしまいます。
しかしながら、次の瞬間に赤ちゃんが呼吸をしていないこともあります。
ママになったばかりの女性がどんなに生きて欲しいと泣き叫んでも、救命措置を施しても1回も呼吸をすることなく亡くなっていく命もあります。
また、出産は無事に終わったとしても、ママは赤ちゃんを抱こうとしないことだってあります。
その赤ちゃんは、診察を終えて健康だとわかるとそのまま乳児院へ送られました。
正直、そんなときスタッフは奥歯を嫌というほど噛み締めます。
やりきれないんです。
でも、次々にやらなくてはならない業務が待っていますし、スタッフまで取り乱すことはできないので、淡々と業務に当たります。
流産のときも、中絶の時も、スタッフはなんとも言えない重い気持ちを背負うことになります。

また、分娩が多い時には、4~5名いっぺんということだって珍しくはありません。
分娩台は足りても、助産師が足りません。
ですから、分娩の経過を看護師が見守って、逐一助産師に報告する役目を担うこともあります。
1秒も気を抜くことが出来ず、その緊張感たるや、救急外来より大変だと感じる看護師も多いです。

さらには、産婦人科には当然ながら婦人科の患者さんもいます。
子宮がんのために子宮や卵巣などを全摘しなければならない患者さんをメンタル面で支える必要があります。
でも、ちょっとした看護師の言動がその患者さんを深く傷つけることがあります。
それだけ、対応が難しいのが婦人科の患者さんです。
特に、若い看護師にはその荷は重いものとなるでしょう。

他にも、産婦人科のスタッフは優しい人ばかりだと思っていたとか、助産行為を行うことができると思っていたとか、そんな看護師も実際にいます。
このように、産婦人科の看護師の仕事が、理想と違っていたら早めに他の診療科に移った方がいいと思います。
リアリティ・ショックを受けたままで働いていると、患者さんにも良い影響はでないはずです。
まずは今後、看護師としてどのようにキャリアを積んでいきたいのかを考え、それから徐々に転職活動をはじめてみましょう。
こんな職場は辞めるんだと思っているだけでも、精神が落ち着くものです。

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