起こりやすい急変とその対応

一般的に老健には病状の安定した人が入所しています。
しかし100名もいて、そのほとんどが高齢者ですから、いつ何が起こってもおかしくありません。
特に老健で起こる急変で多いのは肺炎や骨折です。
一般的に老健には病状の安定した人が入所しています。
しかし100名もいて、そのほとんどが高齢者ですから、いつ何が起こってもおかしくありません。
特に老健で起こる急変で多いのは肺炎や骨折です。
高齢者の肺炎の原因はほぼ誤嚥によるものであると言われています。
通常、食物や自分の唾液が誤って気管に流れ込めば、反射的にむせ込んで外に吐き出す事ができます。
加齢により嚥下機能が衰えると不顕性誤嚥といって、むせ込まずに気管まで流れ込むため容易に肺炎を引き起こしやすくなります。
食事中だけでなく、夜間就寝中にも誤嚥は起こります。
摂食状態が良くなく、唾液量が少ないことでさらに感染リスクは高まります。
高齢者は典型的な肺炎の症状が現れないこともあります。
食事量が減ったり何となく元気がないため、採血をしてみたら炎症反応が強かったということで判明するのです。
気付かないうちに、突然意識レベルが下がったり呼吸状態が悪くなるなど重症化していることも珍しくありません。
また高齢者は骨粗鬆症など骨がもろくなっているため、尻もちをついただけでも容易に骨折してしまいます。
夜間トイレに起きた時などは足がもつれたり、ふらついたりして転倒することが多くとても危険です。
転倒した直後は動揺しているために疼痛などの訴えが曖昧で、骨折の判断が難しいときもあります。
中には恥ずかしさや申し訳なさで、疼痛を我慢している利用者もいます。
こうした急変時には状況をしっかり把握したうえで医師に報告し指示を仰ぐことになります。
本来老健は病院のような治療をする所ではありません。
ですから一時的な血管確保や酸素吸入などの対応はできますが、それ以上の治療が必要とされる場合は救急搬送となります。
救急車には看護師が同乗することが多いのですが、夜勤では一人体制のため他の看護師に応援を要請することもあります。
突然の心停止ではAEDで救急処置を施す必要がありますが、看護師一人ではどうにもなりません。
そのような時は介護士の協力が不可欠となるため、物品の準備や電話連絡など適切に指示を出さなくてはなりません。
もう一つ急変時の対応として大事なのが記録です。
あとで救急搬送の際や搬送先、家族などへ正確に説明する必要があるからです。
いくら急変対応で忙しくても、経時的に利用者の様子や行った処置についてメモは残しておくようにします。
老健での急変はそれほど頻度が高いわけではありません。
普段からよく利用者を観察していれば、急変を未然に防ぐことも可能です。
また急変時に慌てないように、時々物品の場所を確認したり状況をシミュレートしておくなども大切です。

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