ICUで求められる人材、この科に向いているタイプってある?

ICUで働きたいけど自分は向いているんだろうか、ICUで働くためには何をしておいたらいいのだろう。そんな悩みを持つ方も多いかと思います。

今回は、ICUではどのような人が向いていて、どのような人が求められているのかまとめました。

ICUで求められる人ってどんな人?

①幅広い知識

ICUでは、色々な科の患者さんが入室する可能性が高く、なおかつ既往歴を持った患者さんも沢山います。

そのため、一つの科や限局した疾患のみではなく、様々な疾患や症状を把握して統合できる幅広い知識を持った人が求められます。

新人であったり、異動してきたばかりの頃は知識なんて全くないから出来ないよ、と思う方もいるかもしれません。ですが、ICUに配属される前に、ICUで働く上で必要な知識を持っている看護師はそんなに多くないと思います。

それよりも、ICUに配属をされてから覚えることは山ほどあるため、それについて行ける人が求められます。

②先を予測出来る人

ICUでは、急変のリスクが高い患者さんが入室されているため、何が起こるか分かりません。ですが、あらかじめリスクを考えて急変を防ぐことは出来ます。

そのため、自分の持っている知識に基づいて考察できる人、予測しようと考えられる人が向いていると思います。

③何か起こったときに対応できる柔軟性

どんなに急変を予測していて防ごうと思っていても、起こるときには起こってしまいます。そのため、何か起こった時に柔軟に対応できる人が必要です。

柔軟に対応するためには、患者さんの状態を把握出来る力、医師や他の看護師が何をしていて何を必要としているか考える力、それに伴って動ける行動力が必要となります。

勤務を始めた頃は知識もないですし、大抵の人はどのように動いて良いか分からずあたふたすることが多いです。

ですが、勉強をして知識をつけたり経験を積んだりすることで、徐々に備わってくるものだと思います。

ただ、身につくスピードは人それぞれですし、他の看護師や医師が考えていることを一緒に考えようとしていたり自ら学ぶ姿勢があったりする方が、どのように動くべきか、何が必要とされてくるのか、分かってくるのかもしれません。

④コミュニケーションがとれる人

ICUでは重症な方やその家族に対して対応することが多いです。

状態が悪く、この先回復は厳しい、といったときにも関わらなければならない場合もありますし、そういった時ってこちらの反応一つで患者さんやご家族の心理状態は変わってきます。

たいていの場合、家族対応するのは担当看護師が一人で行う事が多いので、しっかりコミュニケーションがとれる人が好ましいです。

また、ICUでは様々な職種が関わっていて、カンファレンスを頻繁にすることもあります。

医師や先輩看護師から意見を求められる場合もありますので、しっかりと自分の意見を述べる必要も出てきます。

そうでなくとも、医師や看護師と関わって協力して働かなければならないので、コミュニケーションスキルは医療現場で働く以上必要なものになります。

■ICUに向いている人

①細かく考えられ、実行できる人

例えば、病棟では手落としで行う点滴も、ICUではポンプを使って実施して体内に入った量と出た量を時間ごとにカウントします。そうでなくても、循環作動薬など流量を少しでも間違えたら命に関わってしまう薬剤が多く使われますし、少しでも使い方を間違ってしまったり観察を怠たってしまったら、命を落としてしまう可能性のある機械やデバイスも沢山あります。そのため、これくらいで良いか、などという大雑把な考え方を持つのではなく、一つ一つ丁寧に、抜けがないようにきちんと考えられて実行できる人が向いています。

②精神面が強い人、切り替えが出来る人

ICUでは、他の病棟に比べて急変が起こりやすいですし、亡くなる方も多いです。どうしても、家族をケアすることに時間を費やさなければなりませんが、その間にも医療者側にも少なからずストレスはかかっています。特に現場に慣れていない人は、人が亡くなることに対してもストレスがかかりますし、あのときこうしておけば良かった、などと引きずることもあるかもしれません。

また、ICUでは、言っていることは正しくてとても納得できるけれど注意の仕方が厳しい、といった先輩が多い気がします。自分でも、自分に非があることがわかっている場合、攻められると自責の念が強くなってしまい、耐えられなくなる可能性があります。

ICUは、緊張感がある分、ストレスがかかりやすい職場なので、気持ちの切り替えが出来て次につなげていこうと考えられる人、精神面が強い人が向いています。

③素直な人

もしかしたら、これはどの仕事、どの職場でも当たり前なのかもしれませんが、素直に人の言うことを受け入れられる人が向いています。どうしても、患者さんによって個別性がありますし、やらなければならないことも多くなります。そのため、どうしても指摘される事が多くなります。これを素直に受け取って、改善して行動出来る人が向いているといえます。

④人と接するのが好きな人

ICUという職場は、コミュニケーションがとても必要になる場所です。その前提として、人と関わるのが苦手だったり嫌いだったりすると、その職場に居る看護師当人も辛いですし、担当される患者さんやご家族も辛い状況になってしまいます。看護師の一言で、モチベーションにつながってリハビリや治療を頑張れる患者さんは沢山いますし、助けられるご家族も多いのです。そのため、人と接する事を苦に思わずに関われる人が向いているといえます。

コミュニケーションスキルというものは、日常生活の中で次第に形成されます。従って、患者さんや他の医療者とコミュニケーションがうまくとれないという方でも、周りの接し方を見て学んだり、人と関わったりすることで次第に培われていく可能性があります。最低限、人と関わる事が好きだったり、人のことを考えたり出来る人が向いている仕事だと思います。

まとめにひと言

今回は、私の経験をもとにICUで求められる人材、向いているタイプについてお話しさせてもらいました。どうしよう私は当てはまらないみたいだ、と思う方もいるかもしれませんが、これは一例ですし、ICUで働きたいという気持ちがあれば上に書いた事も経験しているうちに伴ってくるのではないかと私は思います。

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